HOT ! 【2024年新作】 中原淳一装釘・『サフランの歌』●松田瓊子●ひまわりらいぶらりー●ヒマワリ社刊・昭和24年、初版●村岡花子 その他

●松田瓊子（けいこ）『サフランの歌』ヒマワリ社刊、中原淳一：装釘、1949（昭和24）年、初版、ひまわりらいぶらりー。【肉筆署名落款入】『もくえん(杢右ヱ門)の木小屋』●森敦著●限定113部のうち第23番●成瀬書房●1984年発行●全114P。★激レア★　カメオ　★サイン本★　松永K三蔵 購入証明付き　新品未開封　送料無料　単行本　小説。国書刊行会の「淳一文庫」ではありません。I08-017 正木ひろし著作集 ll 八海事件 解説 佐伯千仞 三省堂 外箱日焼けシミ汚れあり。ヒマワリ社のオリジナル版です。「山上伊太郎のシナリオ」。経年のスレやシミなどあります。

●松田瓊子は、銭形平次の原作者であり「あらえびす」の名で秀逸な音楽評論を発表し続けた野村胡堂の娘です。（雑誌）独立人　武者小路実篤個人雑誌　第3巻7号-第4巻6号まで12冊揃/武者小路実篤/春秋社。大学（日本女子大）在学中から少女小説を書き続け、『七つの蕾』を発表しました。これが生前唯一の本となります。署名本☆芥川賞・ 直木賞☆松永K三蔵『バリ山行』初版・帯・サイン/一穂ミチ『ツミデミック』初版・元帯・サイン・未読の極美・未開封品。

●この『七つの蕾』の上梓に力を尽くしたのは、父の野村胡堂はもちろんですが、村岡花子の熱烈な後押しがあったからです。しかし瓊子は結婚して松田姓になってから病をえて、わずか23歳で亡くなってしまうのです。水沫集　縮刷版初版（大正5年）/森鴎外/春陽堂。

●没後、夫の松田智雄や父の胡堂、妹の野村稔子（装釘・挿画）、それに村岡花子の尽力で『紫苑の園』、『小さき碧』と、『サフランの歌』が、遺稿本として甲鳥書林から出版され（1941〜2年）、村岡花子が跋を寄せました。

●戦後、中原淳一が松田瓊子の作品群に注目し、自らの装釘・挿画でヒマワリ社から出した「ひまわり らいぶらりー」シリーズは、小型の愛らしい版形もあいまって、古書として人気のあるシリーズです。落花剣光録【映画版、写真挿し絵】三上於菟吉、昭和四年初版。
松田瓊子名義では『七つの蕾』『紫苑の園』『サフランの歌』『香澄』の4冊が、このシリーズに入っています。なかでもこの『サフランの歌』は稀覯本として有名です。三上 於菟吉　暗い情熱　　東盛堂　大正10。